01

同じ元画像で比較する

ソフト比較では、同じ入力セット、同じ出力解像度、同程度の処理目的を揃えます。完成画像だけでなく、100%クロップ、処理時間、メモリ使用量、手動修正の有無も記録すると実用差が見えます。

被写体ごとに難所が違うため、平面的な被写体だけで判断せず、細い毛、交差する脚、反射面、低コントラストの面、背景との境界を含むセットで確認します。

02

PMax系とDMap系の特徴

PMax系は複数スケールの細部を統合しやすく、微細構造を強く見せやすい方式です。一方で、ノイズや背景の模様も拾いやすく、境界にモヤやハロが出る場合があります。

DMap系は各位置に使う深度を選び、そのマップに沿って画像を構成します。面の階調を保ちやすい一方、深度境界が誤ると脚や毛の欠落が目立ちます。Hybridは両者の長所を使い分ける考え方です。

03

位置合わせとゴースト補正を見る

手持ちや長いスタックでは、平行移動、回転、拡大縮小だけでなく、撮影中の画角変化や局所的な変形が発生します。大きな手ブレへ対応する場合は、位置合わせ後に全フレームが共通して持つ領域をクロップできるかも確認します。

ゴースト補正は動いた部位を単純にぼかす機能ではありません。どのフレームを基準にするか、局所的に元画像を戻せるか、選択画像と完成画像を同じ倍率・位置で比較できるかが作業効率に影響します。

04

RAW・TIFF・16bit出力の必要性

RAW入力は現像条件を揃えやすく、白飛びや暗部の調整余地を残せます。TIFF入力と16bit TIFF出力は、合成前後に階調を保ちながら色調整する制作に向きます。JPEGは容量と速度に優れ、撮影確認や少枚数の作品には十分使えます。

必要な形式はワークフローで決めます。最終納品が高ビットTIFFなら中間段階もTIFF中心、SNS用JPEGなら処理速度を重視するなど、形式の多さより一貫性が重要です。

05

VerimisStack Freeで確認できること

Free版はJPG最大20枚で、撮影セットの読み込みから合成、保存までの流れを確認できます。StudioはRAW・TIFFと高画質処理、Proは最大999枚、最高精度、詳細マップ、合成後の手動レタッチを想定しています。

購入前には、自分のカメラと代表的な被写体でFree版を動かし、合成品質だけでなく処理時間、メモリ使用量、保存結果の開きやすさまで確認してください。